いや〜、お盆ってほんとに暇すぎません?
朝起きて、二度寝して、朝ごはん食べて、テレビつけたら再放送ばっかで、何して過ごそうかマジで迷う。
で、ふと思い立って「そうだ、映画でも観よう」となり、サブスク漁ってみたんですよ。
そしたら目に飛び込んできたのが韓国のホラー映画「コンジアム」。
POV形式(主観視点)で実在する心霊スポットを舞台にしてるとかで、「リアルな怖さ」を売りにしてるらしいです。
まぁ正直、ズボラな私にはちょっと身構えちゃう感じ…。
ざっくりあらすじ
YouTuberたち7人が、韓国の心霊スポット「コンジアム精神病院」に潜入してライブ配信する企画。
廃墟の中で次々怪奇現象が起きて、キャーキャー言いながら逃げ惑うっていう超シンプルな話です。
もうね、観る前から「うわ〜、またか…」って思った。
私、ホラーって怖いのも好きだけど、薄いストーリーでカメラ振り回されるだけの映画は正直めんどくさいタイプなので。
POV形式の臨場感は確かにすごいけど…
最初の印象としては、確かに臨場感はあります。
カメラを通して見ると、廃病院の暗闇や音がリアルで「ぎゃっ!」となる瞬間も。
でも…正直、目が疲れる。暗すぎて何が起きてるか分からない場面が多くて、ズボラ女子の私にはちょっと辛い。
口コミでは「本当にその場にいる感じで怖い!」って意見もあるけど、私的には「え、誰の足音?何が起こってる?」ってなって集中力が切れちゃうんですよね。
音響や映像の歪みで恐怖を煽る手法も多いけど、逆に過剰で疲れる。
要するに、怖いんだけど楽しむ余裕がない、って感じ。
キャラクターが浅すぎる問題
そして何より、キャラクター描写が薄い。
7人のYouTuberたちのバックストーリーとか性格がほとんど描かれてないので、パニックになって逃げ回る姿を見ても「あ、またか…」で終わっちゃう。
「この人がこういう性格だからこういう行動してるのね」って納得できないから、怖いは怖いけど感情移入できないんですよね。
観客が感情移入できるかどうかって、ホラー映画では結構重要なのに、この映画はそこが弱すぎる。
ここだけはちょっと良かった
それでもPOV形式の工夫は見どころです。
手持ちカメラ、360度カメラ、定点カメラなど映像のバリエーションを使ってるので、飽きさせない努力はしているのが分かります。
あと、出演者が自分たちでカメラ回してるので、ライブ感はあるし、たまに「お、これは怖いかも…」って瞬間はある。
でもね、怖さのバリエーションが少ないので、最後の方はもう「またかよ…」ってなっちゃうんですよね。
総評
正直に言うと、「コンジアム」、期待値を上げて観ると肩透かし感はある。
POV形式の臨場感とリアル心霊スポットの舞台設定は確かに新しいけど、キャラクターの浅さと演出の過剰さで疲れる映画です。
怖いもの好きな人にはそこそこ楽しめるけど、ズボラ女子が暇つぶしに気軽に観るには少しハードル高め。
あと暗すぎて何が起こっているのか分からないシーンが多いので、目が疲れる。
個人的には、「怖いけどちょっと疲れるホラー」という位置付け。
暇なお盆にダラッと観るには、もう少し軽めのホラーの方が向いてます。
最後に
お盆暇すぎて映画漁ってる私の一日。
結局、コンジアムで軽く心臓バクバクした後、スマホで可愛い猫動画を見て癒されるというズボラぶり全開でした。
ホラー映画ファンの人にはおすすめだけど、私みたいにズボラで心臓弱め女子は覚悟して観るべし。
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